夏枯れとチョウ、関係が有りました

今日も、志文別線の長い下り坂でミドリシジミを観察していました。下から
昇って来た二人ずれのご夫婦でしよう、二人ともカメラを持っていました。
「何を撮っていますか」と声を掛けられました。

以前と同じように「今鳥は居ませんからね。チョウを撮っています」やはり
チョウには興味を示さず、歩き出して行きました。私はその後、歩きながら
「そうだよな」とさっきのご夫婦の反応に納得していました。

自分だって最初からチョウに興味が有った訳では有りません。夏鳥が姿を見せ
なくなる7月になると森の様子をお伝えする材料が見当たりません。その時
たまたまチョウに出会ったのでしよう。

野鳥の夏枯れが始まる7月です。夏枯れに合わせるようにチョウが発生し出し
ます。「このチョウの様子をお伝えしない手はないな」ま、チョウにのめり込んだ
きっかけは、野鳥の夏枯れだったのかも知れません。

アイノミドリシジミ初めて観察したようです。他のミドリシジミとは明らかな
相違点が有ります。☞の短条の延長線が中室外方帯に交差します。このチョウと
メスアカミドリシジミを除くと短条の延長線は交差しません。
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オオミドリシジミ。こちらの短条の延長線は交差しません。
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ギンボシヒョウモン。
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マイヅルソウの実はオシャレに色づいていました。
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道端のオオウバユリも咲き出していました。
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