撮ってから大変なんです

瑞穂連絡線から記念塔広場を通って記念塔連絡線を歩くと、ミドリシジミの
発生場所を毎年約6ヶ所を確認しています。6月30日に歩いた時はその内
2ヶ所で発生を確認しました。

その6ヶ所の発生状況を調べるために、今日もそのコースを歩きました。
すると5ヶ所で発生を確認しました。場所は遠く離れていても発生時期は
ほとんど狂いは有りませんでした。

ミドリシジミの場合は、撮ってから種類の見分けが大変です。私の手元に
「初心者のためのゼフィルスの見分け方」が有ります。白い帯状の線である
中室外方帯の太さや

中室端紋の鮮明度や赤斑の模様によって、種類は区別されると、その見本も
描かれています。もう一つは「北海道のゼフィルス全種図鑑」です。その
両方の資料と私が撮って来た画像をにらめっこしていますが、初心者の私には
種類の特定は難しいです。

1ヶ所目
中室外方帯は著しく太く、中室端紋は明瞭、赤斑は欠く。この模様に近いので
ヒロオビミドリシジミが該当しますが、このミドリシジミは北海道には生息
していないとなっていました。
20240702ミドリシジミa04.jpg

20240702ミドリシジミa07.jpg

中室外方帯は太く、中室端紋は不明瞭、赤斑は連続。この模様に近いので
エゾミドリシジミとしましたが。
20240702ミドリシジミa06.jpg

2ヶ所目
中室外方帯は細く、中室端紋はやや不明瞭、赤斑はアーチ型。この模様に近い
のでジョウザンミドリシジミとしましたが。
20240702ミドリシジミb4.jpg

20240702ミドリシジミb3.jpg

3ヶ所目
中室外方帯は太く、中室端紋は明瞭、赤斑は連続。この模様に近いのは
判りませんでした。
20240702ミドリシジミc5.jpg

20240702ミドリシジミc1.jpg

赤斑の中心部の黒が大きい。これも判りませんでした。
20240702ミドリシジミc6.jpg

エゾリス。しっぽはどうしたのでしょう。
20240702エゾリス1.jpg


この記事へのコメント

青木康行
2024年07月02日 21:25
エゾリスの写真ですが、キツネやタヌキの尻尾に見られるヒゼンダニの寄生によるものとよく似ています。エゾリスの症例は初めて見ましたが、以前に円山のシマリスで同様の症例を見たことがあります。因みに円山のシマリスは2年前に全滅しました。
原始林駆け廻り隊
2024年07月03日 11:06
青木康行さん、コメントを頂きありがとうございます。
先日、偶然森でお会いしましたが、大変お世話になりました。
ヒゼンダニは初めて知りましたが、怖いダニのようですね。
参考になりました。
これからも、ご指導をよろしくお願いいたします。