夏鳥も色々です

エゾユズリハから入りましたが、以前のようなクロツグミのさえずりが4方
から聞こえて来るような賑やかさは有りません。さえずりが少なくなって
きました。ま、当たり前と言えば当たり前の事です。

さえずりは雄の役目で、雌を呼んでカップルになるための行動です。ですから
カップルが出来上がったらもうさえずる必要は無くなります。エゾユズリハが
静かになって来たという事はどんどんカップルが増えて行ったという事です。

夏鳥の雄がこの森を繁殖地と決めて最初にする事がカップルの相手を見つける
事です。ですから、今日もクロツグミを始めオオルリ、コマドリ、ウグイス
アオジのさえずりが聞こえていました。

しかし、さえずりを聞いた事の無い夏鳥もいます。ノビタキやルリビタキです。
ルリビタキは判りませんが、春のノビタキはこの森ですでにカップルのような
行動を見ています。

ルリビタキもノビタキも高い木で鳴いている姿は見た事は有りません。越冬地で
すでにカップルとなっているので高い木でさえずる必要は無いという事なのか。
夏鳥も不思議だらけです。

オオルリの鳴き声。やはり来ていました。


クロツグミの鳴き声。


この木で鳴いていました。4月23日からこの木で鳴いています。同じ木で
鳴いて今日で5日目。まだ雌に巡り合っていないようです。
20240428クロツグミ1.jpg

コマドリの鳴き声。まだこの森に滞在しています。


アオジ。さえずっていました。まだ相手を探していました。
20240428アオジ1.jpg

この記事へのコメント

野鳥好きオヤジ
2024年04月29日 07:03
いつも楽しく拝読させていただいてます。
僕がよく行く草原ではヒバリの賑やかな声に混ざってノビタキの囀りが聞かれます。あの地鳴きからは想像できないか細い繊細な鳴き声です。
原始林駆け廻り隊
2024年04月29日 12:33
野鳥好きオヤジさん、コメントを頂きありがとうございます。
ノビタキも綺麗なさえずりをするとは私の認識不足でした。
貴重な情報を頂きありがとうございました。
これからもご声援をよろしくお願いいたします。